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ラグビーボール型カボチャ親つる摘芯講習会

ラグビーボール型カボチャ親つる摘芯講習会

 当JAは4月20日(木)、西部営農経済センター敷地内の久保島出荷所にて、ラグビーボール型のカボチャ「ロロン」の親つる摘芯講習会を行いました。

 生産者や大里農林振興センター、種苗会社、JA担当者等30名が参加しました。

 ロロンはラグビーボール型に生育するカボチャで、肉質はきめ細かく上品な甘さと滑らかな舌触りが特徴です。

 熊谷市がラグビーの盛んな地域であることにちなんで、2020年から市内の市場に出荷されており、令和4年産は860㌜(1㌜10㌔)の出荷がありました。

 講習会では種苗会社の担当者より親つるの摘芯について説明がありました。

 摘芯は親つるの先端を摘み取ることで子つるの成長を促し、良質な実をつけさせる重要な作業です。

 参加した生産者は持ち寄った自身の苗を手に取りながら、摘芯箇所等の確認を行いました。

 その後、大里農林振興センター担当者より病害虫防除について話がありました。

 園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「『ロロン』の生産者を増やすため、営農経済センター職員と一緒に露地野菜の生産者宅を訪問し栽培を提案した。今年の生産者は昨年の18名から26名に増え、作付面積も昨年の77㌃から122㌃に増える見込みだ。市場から高評価を得るため今回の講習会を踏まえた正確な摘芯を行い、高品質なラグビーボール型カボチャを生産してほしい」と話しました。

 今後は定植後の生育状況を確認するため、5月中旬より圃場巡回を複数回行った後、7~8月に収穫。市内の市場に出荷する予定です。