ラグビーボール型カボチャ「ロロン」圃場巡回
当JAは15日、管内の圃場にてラグビーボール型カボチャ「ロロン」の圃場巡回を行いました。
「ロロン」はラグビーボール型に生育するカボチャで、熊谷市がラグビーの盛んな地域であることにちなんで20年から市内の市場に出荷をしています。
本年産の生産者は19人で作付面積は約120アールになります。
今回は大里農林振興センターとJA担当者が20箇所の圃場を巡回。生産者との面談を交えながら、生育具合や病害虫の発生状況等を確認しました。
また「ロロン」は、雌花の開花日から約45日、積算温度950度以上で収穫適期を迎えるため、開花日の把握が重要になります。
生産者が開花日を忘れないために、JA担当者が記録簿を用意し、開花日の記帳をお願いました。
「ロロン」を12アール栽培する鯨井義之さん(43)は「24年産は3月15日に播種、4月17日に定植を行った。現在の生育状況は概ね良好のため、順調にいけば7月中旬頃収穫が出来そうだ」と話しました。
圃場巡回に参加した西部営農経済センターの田沼駿祐職員は「生産者の栽培技術も年々レベルアップしている。高品質なものを出荷するため、今後も適切な管理をお願いしたい」と話しました。
今後は収穫前の6月下旬に2回目の圃場巡回を行う予定です。