ラグビーボール型カボチャ「ロロン」出荷反省会
西部営農経済センター会議室にて11月18日(金)、ラグビーボール型カボチャ「ロロン」の出荷反省会が行われました。
生産者や市場、大里農林振興センター、JA担当者等20名が参加しました。
「ロロン」はラグビーボール型に生育するかぼちゃで、肉質はきめ細かく、舌触りが滑らかで上品な甘みが特徴。
熊谷市がラグビーの盛んな地域であることにちなんで、2020年から市内の市場に出荷されています。
今年の作付面積は75㌃で、17名の生産者が栽培に取り組みました。
令和4年産については860㌜(1㌜10㌔)の出荷があり、前年対比108.7㌫の実績となりました。
また、通常のカボチャとの差別化を図るため出荷用ダンボールに『ラグビーボール型かぼちゃ』と記載し出荷しました。
反省会では、次年度の課題として、カボチャの日焼け対策や潅水の実施についてJA担当者より話があり、その後、大里農林振興センター担当者より、次年度に向けての土づくりや定植苗の管理、整枝、病害虫対策について説明がありました。
西部営農経済センターの堀口亮拓係長は「本年産については親つる摘芯講習会や、圃場巡回指導を行い生産者への栽培指導を行った。次年度も形や食味の良いラグビーボール型カボチャが生産できるよう指導を行い、熊谷市を代表とする特産品にしていきたい」と話しました。