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ビール大麦刈取適期診断

ビール大麦刈取適期診断

 当JAは7日、管内の圃場でビール大麦の刈取適期診断を行いました。

 大里農林振興センター、埼玉県農業共済組合、JA担当者が参加しました。

 熊谷市で作付けしているビール大麦の品種は「ニューサチホゴールデン」。従来の「彩の星」から本年産より全面的に切り替わりました。

 当日は、ビール大麦の穂の角度や硬さ、色などから収穫に適した日程を診断し、圃場に刈取適期を記載した旗を立てていきました。

 本年産のビール大麦は、播種後の降雨が少なく出芽が遅れたため出穂も前年より4日程度遅れています。

 雨や風の影響により部分的な倒伏も見られましたが、目立った病害虫等の影響もなく順調に生育しています。

 各圃場の刈取適期を診断した結果、平均して5月22日前後が刈取の適期となりました。

 今回の結果を参考にJAの第2カントリーエレベーターで荷受け作業をはじめます。

 東部営農経済センターの営農相談員である山岸雅臣係長は「本年は気温が不安定だったことから生育が遅れているが、概ね順調だと思う。品種も切り替わったので、慎重に適期の刈取りを行ってもらい、高品質なビール大麦を出荷してもらいたい」と話しました。