ネギの契約出荷はじまる
熊谷市妻沼地区にて18日よりネギの契約出荷がはじまりました。
契約出荷は規格簡素化やコンテナ出荷による生産者の労力軽減、生産拡大を目的として19年より行われ、今年で6年目の取り組みになります。
無償で貸し出されたコンテナに内容量10キロ以上(皆掛け12.5キロ)で、大・中・小・Bの4つの規格に分けて、契約先である県内の卸売業者に出荷します。
出荷数量については数量計画に基づき出荷を行い、23年度は合計170トンの出荷がありました。
ネギの契約出荷に参加している浅見春男さん(72)は「夏場の高温の影響により昨年に比べ3週間ほど出荷が遅れた。今後も決められた規格や数量を守り続けていきたい」と話しました。
当JA園芸畜産課の太田京介係長は「11月上旬には他の産地も契約出荷の様子を視察しに来た。資材が高騰する中コンテナでの出荷が注目されていると思う」と話しました。
24年度は24人がこの取り組みに参加しており、出荷が終わる来年4月下旬までに合計200トンの出荷を見込んでいます。