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ニンニク収穫はじまる

ニンニク収穫はじまる

 熊谷市小曽根で農業を営むhachi.farm代表の松原大己さん(33)は、21日からニンニクの収穫作業をはじめました。ピーク時には1日約1800個を収穫し、当JA等に生の状態で出荷します。乾燥で割れてしまう前に取り切らないといけないため収穫適期は短く、5月中旬までの出荷となる見込みです。

 ニンニクは、比較的栽培しやすく、高単価販売が期待できることから、当JA管内では22年から全農青果ステーションへの出荷がはじまりました。

 松原さんがニンニクの生産をはじめたのも22年から。徐々に面積を増やし現在は8アール生産しています。

 25年産は2L以上の大きいニンニクを生産するため、植え付け前に種を低温処理しました。また、一般的な条間と株間が15センチなのに対し、5センチ広く間隔をとるなど工夫をして栽培に取り組みました。

 松原さんは「生ニンニクのおススメの食べ方は丸揚げ。乾燥ニンニクに比べ火を通してもホクホクなのでとてもおいしい。この時季だけの生ニンニクを多くの方に味わってもらいたい」と話していました。

 JA園芸畜産課の太田京介係長は「ニンニク出荷の労力軽減のため農福連携を通じた活動も24年からはじめた。産地化も視野に入れた栽培面積の拡大を図るため、引き続きニンニク栽培の提案をしていきたい」と話しました。