ニューサチホゴールデン栽培技術講習会
当JAは23日、管内2か所の会場で、ビール大麦「ニューサチホゴールデン」の栽培技術講習会を開きました。
ビール大麦生産者や、大里農林振興センター、全農埼玉県本部、JA担当者が参加しました。
当JA管内では、従来、ビール大麦「彩の星」の栽培を行ってきましたが、実需者から公的機関で育種した品種への転換が求められており、販路確保と作付面積維持のため銘柄の切り替えが必要になりました。
25年度は「彩の星」から「ニューサチホゴールデン」への全面切り替えが予定されています。
栃木県が育成した「ニューサチホゴールデン」は「サチホゴールデン」を改良したもので、ビール鮮度が劣化しにくく、香味安定性に優れた品種です。従来の「彩の星」と比べ、整粒歩合は高く、収量が多いといった特性があります。
栽培技術講習会では、ビール大麦の情勢について、全農埼玉県本部より話があり、その後、栽培概要や品種特性、栽培管理等について、大里農林振興センター担当者より説明がありありました。
講習会に参加した、JAの山田好典営農部長は「高品質な『ニューサチホゴールデン』が生産できるように、今回の栽培技術講習会で学んだことを、今後の栽培に活かしてもらいたい」と話しました。