トマト「ルネッサンス」最盛期
熊谷市三本の藤野孝史さん(41)が生産するトマトが収穫の最盛期を迎えています。品種は、甘みが強くしっかりとした酸味が特徴の「ルネッサンス」。皮が薄く作るのが難しいため希少性が高いと言われています。当JAふれあいセンター江南店を中心に出荷する他、都内のレストランにも販売しており高い評価を得ています。
藤野さんは、実家が米麦農家だったことから高校生の時から農業に携わっています。28歳の時に地元の農家からハウスを借り、栽培のノウハウを学びながらトマトの生産をはじめました。
現在は、12アールのハウスで「ルネッサンス」の他に、大玉で高糖度な品種「ごほうび」も生産しています。
本年産のトマトは11月中旬に定植し、初出荷は2月上旬でした。最盛期は4月下旬から5月中旬までで、ピーク時には日量80キロの出荷を見込んでいます。
藤野さんは「現在の収量と品質は例年並み。直売所は名前で選んで買ってもらうので、とにかく味にこだわって栽培している。今後も温度管理に気を付けながら生産に取り組んでいきたい」と話していました。
藤野さんのトマトは、6月下旬までふれあいセンター江南店の店頭に並ぶ予定です。
