トウモロコシ「味来」最盛期
熊谷市江南地区で特産品のトウモロコシが最盛期を迎えます。6月上旬から出荷がはじまり、7月下旬まで県内市場や直売所を中心に出荷される予定です。
同地区の大久保正彦さん(51)は、高い糖度が特徴の「味来」を生産しています。6月11日から出荷がはじまり、7月上旬のピーク時には一日35ケース(1ケース13本)の出荷を見込んでいます。
大久保さんは現在、研修生として地元の農家からノウハウを学びながら農業に携わっています。トウモロコシの生産は2年目で、本年産は30アールに12000本作付けしました。
収穫作業は早朝からはじまり、出荷調製作業を行った後、JA江南集出荷所に出荷します。
大久保さんは「本年産は天候にも恵まれ安定して出荷ができている。品質、収量ともに良好だ。今後もロスが少なくなるように気を付けて管理していきたい」と話しました。
出荷所を担当する南部営農経済センターの狩野常明係長は「江南地区では『味来』の他にも『ゴールドラッシュ』や『雪の妖精』『ドルチェドリーム』などを生産している。今後も天候の影響を受けず、順調に出荷が続いてほしい」と話しました。
