ゴマの脱穀作業はじまる
熊谷市妻沼地区のビーナスファーム合同会社は17日、ゴマの脱穀作業を行いました。
同社の代表を務める若山美奈子さん(55)は、15年前から同地区でゴマを栽培しています。
24年産はメインの金ゴマと、黒、白ゴマ合わせて約1ヘクタール作付けしました。
5月下旬から7月下旬まで播種作業を行い、中耕や防除等の管理を経て、8月下旬から収穫をはじめました。
収穫は刈り払い機とバインダーで行い、収穫したゴマはハウス内で2~3週間乾燥させた後、脱穀を行います。
脱穀作業は、若山さん考案の米の脱穀機を改造した専用の機械で行います。
ゴマの脱穀は、手作業で行うのが一般的ですが、若山さんが自作した機械を使うと、大幅に作業時間を短縮することができるといいます。
脱穀後は、選別作業や洗浄を行い、当JA農産物直売所ふれあいセンター妻沼店等で販売します。リピーターも多く人気の高い商品です。
若山さんは「24年産は、天候の影響で例年より播種が遅れた。品質や収量は概ね良好で、10アールあたり100キロの収量を見込んでいる」と話しました。
24年産のゴマは、来年の年明けごろ商品として店頭に並ぶ予定です。