ケールの出荷はじまる
熊谷市の妻沼地区で10月下旬より、ケールの出荷がはじまりました。
同地区では、8年前から葉物野菜の生産者が中心となりケールの栽培をはじめました。
24年産の生産者は6人で、面積は合計27アール。23年産の出荷数量はシーズンを通して2181ケース(1ケース60グラム袋20袋入り)でした。
同地区でケールを生産する舞原博行さん(72)は、8月中旬にセルトレイに播種し、9月中旬に定植、10月23日から出荷をはじめました。
舞原さんは「現在は暑さの影響で若干葉が薄いが、今後は例年並みの厚さになる見込み。これから霜が降りると一層甘みが増すので是非多くの人に食べてもらいたい」と話していました。
収穫後は、1袋60グラム以上になるように袋詰めし、1ケース20袋で全農青果ステーションを通じ都内の量販店等に出荷します。
当JA園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「育苗期と定植後の高温により全体的に生育は遅れているが、品質は概ね順調。調理方法がわかるように、袋にレシピが印刷してあるので試してもらいたい」と話しました。
同地区のケールは来年3月中旬頃まで出荷が続く予定です。