熊谷市のほしのみや保育園は２７日、同市の圃場にて園児を対象とした稲刈体験を行いました。

　この取り組みは、同園の恒例行事で、園児たちに稲刈りを通して農業に興味を持ってもらうため同園が企画。地元農家等の協力を得て毎年行っています。

　当日は、年長クラスの児童２１人に加え、地元農家、保育園関係者が参加。当ＪＡ成宮支店職員も収穫体験をサポートするため今回初めて参加しました。

　収穫したのは今年５月に地元農家が所有する圃場で園児たちが田植えした「キヌヒカリ」。

　手鎌を使って刈り取るため、保育園関係者やＪＡ職員等が講師となり、マンツーマンで安全に考慮しながら収穫をサポートしました。

　参加した児童は「上手に刈ることが出来てうれしかった。お米は大好きなので楽しかった」と話していました。

　成宮支店の荻野哲晴係長は「自分が想像していたよりもみんなとても上手だった。今回の体験を通して農業に興味を持ってもらいたい」と話しました。

　今回収穫した米の一部は保育園に持ち帰り、今後、脱穀等の農業体験をする予定です。