とうもろこし最盛期
熊谷市江南地区の南部露地野菜共販組合で、特産のとうもろこしが最盛期を迎えます。同組合のとうもろこしは6月上旬から出荷がはじまり、7月上旬のピーク時には日量約400ケース(1ケース2Lで13本・1本350グラム以上)の出荷を見込みます。
同組合の組合長である、吉田一豊さん(70)は、高い糖度が特徴の「味来」を60アール、新しいホワイト系品種の「雪の妖精」を10アール生産しています。24年産の出荷は6月8日よりはじまり、現在の出荷量は日量60ケース。収穫後は、作業場で箱詰めなどの出荷調製作業を行い、その後、当JA江南集出荷所に出荷します。
吉田さんは「高い糖度の状態で出荷するため、収穫作業は早朝より行う。3月に若干霜の影響を受けたが、現在の品質は良好だ」と話しました。
JA南部営農経済センターの女ヶ沢孟士係長は「24年産は例年に比べ病害虫の影響もなく、出荷量も多い印象。今後も天候の影響を受けず、順調に出荷が続いてほしい」と話しました。
同組合のとうもろこしは7月下旬まで県内市場を中心に出荷される予定です。