つるむらさき圃場巡回
当JAは4日、熊谷市妻沼地区にて、つるむらさきの圃場巡回を行いました。
生産者立会いのもと、園芸畜産課の担当者が市場出荷に向け生育状況を確認しました。
つるむらさきは、元々同市の江南地区で盛んに生産されており、産地として市場からも高い評価を受けています。
23年に市場から、需要の高まりにあわせ作付面積を増やしてほしいと依頼があり、それまで市場出荷を行っていなかった妻沼地区の生産者5人が試験的に栽培を行いました。
その後、24年2月に同地区の農家を対象とした栽培検討会を開き、つるむらさきの生産を提案。本年産から妻沼地区で合計12人が取り組むことになりました。
今回新たにつるむらさきを生産する今村俊夫さん(68)は「貴重な夏場の葉物野菜としてJAから提案を受けた。5月上旬に定植し、このまま順調に行けば6月下旬頃から出荷できそうだ」と話しました。
圃場巡回を行った園芸畜産課の新井純子係長は「これから出荷に向けて目揃い会を開き、出荷規格等を周知していく予定。市場出荷で成果を出して妻沼地区も産地化していきたい」と話しました。