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「ロロン」現地栽培講習会

「ロロン」現地栽培講習会

 当JAは19日、管内の圃場でラグビーボール型カボチャ「ロロン」の現地栽培講習会を開きました。

 A品率の高い生産者から指導を受けることで、全体の品質向上を図ることを目的としています。

 「ロロン」はラグビーボール型に生育するカボチャの品種で、熊谷市がラグビーの盛んなことにちなんで同市で20年から市場出荷を行っています。

 当日講師を務めたのは、熊谷市上根で「ロロン」を12アール生産する市川晃さん(83)。24年産は、管内のA品率の平均が30パーセントの中、市川さんは70パーセントとトップの成績でした。

 当日は、市川さんの圃場に「ロロン」生産者や大里農林振興センター、JA担当者が集まりました。

 講習会では、整枝をしながら12節を目安に着果させることや、グラウンドマーク防止のためフルーツマットを設置することなどを中心に説明。参加者は、市川さんの話に熱心に耳を傾けていました。

 講習会に参加した生産者は「米麦も生産しているため6月の管理がおろそかになりA品率の低下に影響していた。市川さんも米麦を作っている中で効率的な管理をしていたことがわかり大変勉強になった」と話していました。

 市川さんは「もともとハウスでキュウリを生産していたことから、同じウリ科植物の栽培についてのノウハウがあった。今回の講習会を通じ、少しでも全体のA品率向上に役立てればうれしい」と話しました。