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熊谷市露地野菜共販組合奈良支部 ナスの接木作業

熊谷市露地野菜共販組合奈良支部 ナスの接木作業

 当JA管内の熊谷市露地野菜共販組合奈良支部は、4月8日(金)に部会員およびJA担当者等15名参加のもとナスの接木作業を行いました。

 接木とは、苗の一部を切り取り、土台となる別の苗につなぎ合わせることを指し、土台となる苗を台木、つなぎ合わせる実のなる苗を穂木と呼びます。

 病害虫に耐性がある台木に穂木を接ぐことで病気に強いナスを栽培することができます。

 2月26日(土)の台木用苗の播種から始まり、3月5日(土)にはナス苗を播種、3月19日(土)に台木仮植え、3月26日(土)にはナスの仮植えを行いました。

 台木は台太郎、穂木は千両2号という品種を使用しました。

 8日(金)は台木と穂木合わせて約1,200本の苗に対し接木作業を行い、約600本の接ぎ木苗を作りました。

 今後は同支部の部会員が毎日潅水等の作業を行い管理していく予定です。

 今回作った接ぎ木苗は、当JAの営農経済センターおよび農産物直売所にて4月20日過ぎから販売する予定です。

 同支部の野邊八雄支部長は「奈良支部の生産者は積極的に今回のような取り組みを行っている。自分も同支部の諸先輩方から色々学んでいる。このような共同作業を通し、農業のさらなる技術向上等を図っていければ。」と話しました。