種子用大豆圃場審査
熊谷市江南地区の小原種子組合は26日、種子用大豆の第1期圃場審査を行いました。
審査は同組合6人の圃場33カ所を対象に行い、生産者、大里農林振興センター、全農埼玉県本部、埼玉県農業共済組合、当JA南部営農経済センター担当者が参加しました。
同組合が栽培する種子用大豆の品種は「里のほほえみ」で合計4.5ヘクタール作付けしています。
圃場審査は2期に分けて行い、今回は開花期に合わせた第1期目として審査を行いました。
圃場にて雑草や雑穂、病害虫被害や倒伏等がないか確認し、大里農林振興センター技術普及員が圃場を審査しました。
圃場審査に合格しないと、種子用の大豆としての出荷が認められませんが、今回は審査した全圃場が合格しました。
審査終了後は南部営農経済センター会議室で、大里農林振興センター技術普及員より講評があり、生産者は熱心に耳を傾けていました。
南部営農経済センターの稲村茂係長は「今後も高品質な種子用大豆生産のため、JAとして適切な指導を行っていきたい」と話しました。
今後は、第2期の圃場審査を収穫前の成熟期である11月中旬頃に予定しています。